パチンコ、スロットの収支に直結するファクターの一つに換金率がある。現在は非等価化が進みほとんどの地域に換金ギャップがあるのが現状だ。この換金ギャップを少しでも埋めるために貯玉・貯メダルによる再プレイを利用している人は多いのではないだろうか?
打ち手にとってメリットしか感じられない貯玉や貯メダルだが、実は知っておかないと万が一の時に大きな損失を生む可能性も秘めている。今回は貯玉・貯メダルに潜むリスクについて解説したい。
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貯玉・貯メダルのメリット
まずは貯玉によって得られるメリットを紹介する。
再プレイにより換金ギャップの損失を減らす
一番のメリットはやはり、再プレイすることで換金ギャップによる損失を減らすことができる事だと思う。等価だと全く気にする必要はないんだけど、例えば千円50枚貸しで5.6枚交換のホールがあるとすれば、千円投資する度に108円の換金ギャップが発生する。
しかし、持ち玉までの投資を再プレイできるのであれば大きなアドバンテージとなる。5.6枚交換の店で投資500枚・回収780枚だとすると、現金投資だと13,900-10,000=3,900円のプラスだけど、再プレイの場合は投資分が等価交換と同じ条件になるから収支はプラス5,000円となる。一回の収支でこれほどの差がつくのはでかい。
因みにマイホは再プレイ無制限から一日500枚までの制限ありに変更された。辛い……。
端玉を貯める
端玉でお菓子が要らない人は貯玉しましょう。塵も積もれば金となる。あと、お菓子を食べないことでダイエット効果も見込めるよ。すごいね。
混雑時にカウンターに並ばなくてもいい
正直、この状況になるのは年に数回くらいだと思う。しかも翌日以降にホールまで足を運んで交換するんだから、その時間を考慮すると……、賢い人は分かるよね。このメリットは公式サイトに記載されてたんだけど完全に毎日ホールに通うスロカス目線のメリットとして紹介されててワロタw
貯玉・貯メダルのデメリット
今回の本題はここからです。
閉店した時
最大にして最強のデメリットが貯玉している店が閉店した時だ。きっと、「そんな時のために補償制度があるんだろ」とか「貯玉補償基金に加盟しているから補償されるし、無知乙」とか思ってガンガン貯玉してる人、ヤバいよ。
確かにほとんどの店は貯玉補償基金に加盟していると思う。そして、万が一閉店してしまった場合、それまで貯めていた分の補償は確かにされる。
しかし、ここに大きな落とし穴がある。実は現金、商品券、金券、その他これらに代わるものとの交換は一切できないのだ。では、何で補償するのか? 商品カタログや一般雑貨で補償するそうだ。たまに貯メダル5万枚とか持っている人いるけど、100万円分賞品に交換されるとか激熱ですね。
あと、補償の上限もあってパチンコだと25万玉、スロットだと5万枚、どちらも100万円分が上限となるみたいだ。
以上の話は貯玉補償基金に加盟している店の話であって、そもそも加盟していない店は補償すらされないのでご注意を。
対策
煽りましたけど、実際に貯玉しているホールが閉店する可能性はかなり低いと思う。万が一のために対策も考えました。
過剰な貯玉はしない
前述した通り、閉店した場合には現金は返ってこない。万が一の時を考えて失っても我慢できる分だけしか貯玉しないようする。ただし、貯玉は換金ギャップを減らすための、再プレイとしてのメリットが非常に大きいので悩みどころだ。個人的には一万枚あれば事足りると思う。
貯玉補償基金に加盟しているホールを利用する
これは貯玉補償基金の公式サイトに検索ページがあるので、自分の通っているホールを検索すればいい。逆に貯玉ができる店で加盟していないのであれば、客をないがしろにするボッタ店だと判断して近づかないようにしよう。
ホールの情報を定期的に確認する
何店舗かで立ち回っている人は定期的にホール情報を集めた方がいいだろう。店側も閉店する場合は1ヵ月前くらいには告知するところが多いそうなので、最低1ヵ月に一回は確認した方が賢明だ。たま~に完全後告知で閉店する店もあるそうなのでその時は諦めよう。
まとめ
ポイントカードと同じで貯玉も数字がドンドン増えていくのが楽しくなって、本来の目的を忘れてしまう時がある。かもしれない、、、貯玉・貯メダルはうまく利用すると大きなメリットをもたらしてくれるが、万が一の時には大きな損失も出してしまう。管理自体は誰でも容易にすることが出来るので、今回の記事から自分の貯玉状況を見直していただければ幸いだ。
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